日本の広告費
大手広告代理店で知られる電通によると
日本の総広告費と、媒体別・業者別広告費を推定して2007年日本の広告費は
新聞、テレビ、ラジオ、雑誌のマスコミ4媒体は3年連続して前年度を下回り、
インターネット広告が4年連続増加したとの調査結果を報じました。
・・・PPC広告、P4P広告とも言われる検索連動型広告が原因との見解です。
これだけネットが社会に馴染んでいれば当然かとも思うのは筆者だけでしょうか?
テレビを見るより、ネットを見てるほうがむしろ多い世代もありますよね(^^ゞ
すでにキーワード広告という言葉の存在どおり、
連動して出稿するキーワードのクリック単価(CPC)も数年前に比べると
どの分野も平均的に上昇傾向にあるのもうなづけます。
PPC広告の不正
米国のヤフーを相手にしちゃったのは・・・・米国Bigreds.comです。
米国Bigreds.comが、PPC広告の不正クリックにより100万ドル近くの超過請求を受けたとして、損害賠償を求め米国Yahoo!を提訴しました。
・・・さすが、アメリカ。不正クリックも膨大ですね(^^ゞ
詳細を抜粋すると、
コレクター・アイテムのネットショップの構築がされたオンライン販売を展開するBigredsは、2002年から2006年まで、PPC広告サービスを提供する米国Overture Services(2003年にYahoo!により買収)を利用していた。Bigredsは、2002年から2006年までの間、Yahoo!とOvertureのアフィリエイト・サイトにおける自社広告バナーのクリック数に対し、93万6,000ドル以上の超過請求を受けたとしている。
Bigredsは賠償金と違約金を含めYahoo!に100万ドル以上を求めている。
この件に関してのヤフーはノーコメントらしいが・・・なぜ?
以前、グーグルでも同じようなクリック詐欺のニュース報道がされていましたが
責任追及できたのはごくわずかだったこともあり、調査が難航していると思われます。
Overtureは同社のキーワード検索結果にリンクできるアフィリエイト・プログラムをWebサイトのオーナー向けに開発。アフィリエイト・サイトのオーナーには広告のクリック数に応じてコミッションを支払い、Yahoo!とOvertureのアフィリエイト・サイトでクリックされた広告トラフィックに対してはBigredsなどの広告主に広告料を請求していたということですが・・・(ーー;)
なぜ?が頭で一杯になりますよね。
確かに、ヤフーとオーバーチュア社の技術をもってすれば、
解決策なりを投じてもよかったケースです。
ちなみに、
Overtureは2006年4月28日から2006年6月28日までの「不正クリック」分を認め、すでにBigredsに対して1万7,000ドルを支払っている。
そうです。・・・お疲れ様です(T_T)
グーグルvsヤフー
アメリカの広告業界団体IABが発表した調査リポートによると、
米国での2007年のオンライン広告支出は、2006年に比べて26%増加し、
212億ドルに達したといいます。
リポート内容は、米国内のウェブサイトに広告主が支出した金額をまとめたもの。
オンライン広告支出の41%を検索連動型広告が占めており、
検索連動型広告への支出は2006年に比べて30%も増えている。
・・・・・・・・・ グーグルの勝ち?
アメリカのMicrosoftは近年、インターネット広告事業に多額の投資を行っているのに、
財務面でも利活用の面でも目標に到達していないといいます。
とりわけ検索連動型広告の市場でも苦戦が続いているとか・・・
Yahoo!買収のときは、Googleに対する競争力の強化を最大の買収動機に挙げていたのも
うなずけますね^_^;
ところが・・・
アメリカの調査会社IDCによると、
バナー広告、スポンサー広告、動画などのフォーマットを含むディスプレイ広告は
2007年オンライン広告支出全体の34%を占めているとあり、ここではヤフーがリードしているのです。
ちなみに、昨年のオンライン広告支出で3番目に大きかったのはクラシファイド広告といわれるもので全体の16%を占めています。
・・・オンライン広告が効果的であるとの裏づけであるという今回の調査結果がさらに
拍車をかけていきそうですね。
検索連動型広告の中でも今後は動画広告の分野に注目が集まることになりそうです。
・・ということはヤフーなどのオーバーチュア広告のコンテンツマッチが有利かもっ!ですね。
PPC広告のトラフィック
アメリカのMarketingExperiments.Comは、PPC広告のすべてトラフィックのうち29.5%が
クリック詐欺によるものであるとの調査結果を発表した。
調査実験内容は、
IPアドレスの比較、言語、ブラウザ設定、
URLリファレンス、クリックされた時間、OSの種類、
ブラウザプラグイン、クリックされた国名などのデータによる重複クリックか否かである。
PPCキャンペーンのランダムなサンプルの結果は、29.5%がクリック詐欺というもの。
Googleではわずかなものについてしか認識できず、
責任追及もすべてにおいてはできなかったようです(ーー;)
「詐欺被害額が広告落札価格に比例して増加していくことを示している」
と指摘されても、しかたないですね。
クリック詐欺はPPC広告を利用する上で、ある程度覚悟している方は、どれぐらいいるのだろう。
グーグルは最大限の労力を払って詐欺を食い止めようと試みている段階ですが、
詐欺と間違われた広告主は、広告表示ができなくなったというケースもでているようです。
マッチング技術を駆使したクリック課金
楽天はプロヴィデンスからの事業譲渡を受けて
アドネットワーク事業へ本格的に参入するとの報道がされました。
ウェブサイトやブログなど、コンテンツにマッチした広告を表示するのに加え、
ユーザーが広告記載面の来訪時に利用した検索キーワードの履歴にマッチした広告を表示するという2つのマッチング技術を駆使したクリック課金型のアドネットワーク『ぴたっとマッチ』である。
2007年の末ぐらいから楽天は、ネットユーザーの行動履歴と会員属性にもとづく楽天ターゲティング広告を始めており、今回の事業譲渡を受け、インフォーシーク、楽天ブログなどの
媒体を中心に、アドネットワーク事業に本格的に参入することになります。
広告事業に対するそれぞれの思惑に、
すざまじさというか、気迫みたいなものを感じずにはいられませんね。
テキスト広告をさらに表示させるボタン
Googleはテキスト広告をさらに多く表示する「矢印ボタン」を追加しました。
この『矢印ボタン』をクリックすると、広告ユニット内に表示される広告が入れ替わり、
ひとつの広告ユニット内により多くの広告を表示させることが可能になります。
・・・・あぁ、そういえば!と思い当たらなくもないですね。
ありそうでなかった『矢印ボタン』です。
テキスト広告へのクリック課金については、
これまでどおりテキスト広告がクリックされた時点で発生し、
当然だと思いますが、
矢印ボタンへのクリックに対しては課金は発生しないとのことです。
細かいことですが、テキスト広告やキーワード広告などPPC広告を取り入れている側として
改良によりツールが使いやすくなるというのは良いことです(^^♪
・・・今回の『矢印ボタン』、かえって迷惑だと思う方もいるような感じですな。